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妊娠中の媚薬の使用と尿管への刺激

妊娠するために媚薬を利用するのは珍しくありませんが、いったん妊娠が確定したら、媚薬はむやみに使わないほうが良いでしょう。
妊婦が摂取した薬物は、胎盤を通して胎児にも取り込まれます。
大人にとってはわずかな量の薬物でも、発達中の胎児にとっては大きな影響を与え、先天異常や早産・流産を引き起こす可能性があります。
また胎盤や子宮の機能を低下させる恐れもあります。
薬物の作用で酸素や栄養分が十分に供給されないと、胎児の発育が遅れてしまうことになります。
一口に媚薬といっても多くの種類があります。
性欲を亢進させるホルモン剤などは、妊娠の継続に直接的な影響を及ぼすことがあります。
それでなくても妊娠中の女性は、微妙なホルモンバランスを保たなければなりません。
ですからこの種の媚薬は、とりわけ危険度が高いと言えます。
医薬品でなくても、アルコールやコーヒー、タマネギやニンニクなど刺激の強い食品が、媚薬として用いられることがあります。
これらに含まれる成分の一部は尿として排泄されますが、その際に尿管を刺激します。
生殖器に近い尿管への刺激が、性的な刺激として感受され、媚薬としての効果を持つと考えられます。
しかし刺激物を摂りすぎると尿道炎や膀胱炎の原因になることがあり、生理的にも良い影響を与えません。
ビタミンやミネラルを豊富に含む食品が、滋養強壮効果の観点から媚薬の一種とされることもあります。
こうした食品なら、場合によっては胎児の発育に有効な場合もあるでしょう。
しかし妊娠中はできるだけ栄養の偏りを避けることが大切です。
健康な赤ちゃんを出産するためにも、不自然な食生活や薬効成分の過剰摂取はできる限り避けなければなりません。